3月21日、この日は国連で定められた国際デー「世界ダウン症の日」でした。 なぜ3月21日かというと・・・。 人間の体細胞の染色体は23対(23番目が性染色体で、XXなら女、XYなら男)あるんですが、その21番目の染色体が3本あるのが、ダウン症だから・・・という、カタいというか、「あ、そうなの」というか・・・。 さて、この日は、世界のあちこちでダウン症関係のイベントが行われました。書家として活躍中の金澤翔子さんは今ニューヨークで個展を開かれていて、20日にはニューヨーク国連本部でスピーチもしたそうです。 日本でも3月21日、東京で日本ダウン症協会主催の記念イベントが開催されました。 ドリームエナジープロジェクトは「ショートコント」で出演! イベントは、タレントの奥山佳恵さん、漫画家のたちばなかおるさんのあたたかいトーク、楽しくて迫力ある日韓交流コンサートや、ダウン症のある人の、ドラム演奏やフラメンコ、ダンス、エレクトーン演奏など盛りだくさんでした! 今回の出演に関しては、半年ほど前に公募があり、ビデオ選考を通って、7組のなかに残ったのでした! ダンスや楽器演奏のエントリーはたくさんあったそうなんですが、「ショートコント」は他になくて珍しかったから、と主催者に言われました。 会場は東京「かめありリリオホール」で、600席のホール。 初めて大きな舞台に立つ子もいて、緊張して固まっちゃうんじゃないかと、正直ぎりぎりまで心配でした。 でも本人たちは、ピンマイクを装着してもらって、「嵐みたい!」「歌うたっちゃおうかな!」と大はしゃぎ! でも、耳にひっかける形なので、ついつい気になっていじっちゃう。係りの人にあっちの子こっちの子としょっちゅう直してもらってました。
このちょっと不安げな表情も、お客さんが入った本番になると、本領発揮するからすごいです!
日本ダウン症協会のフェイスブックで、以下のように書いていただいています。
「ドリームエナジープロジェクトさん、昨日のイベントでは、休憩後に皆さんをイベントの世界に引き戻す、重要な役を引き受けて下さいました。公募のチーム、出し物「コント」とあって、参加者の皆さんもなんだろう?と思われていたようですが、すっかり笑いの渦になっていました。1回ごとにポーズをされるのですが、「ちゃんちゃちゃんちゃちゃん、チャン!」の音楽に合わせて、コミカルなポーズがまた楽しかったです。ありがとうございました!」
フィナーレでは、出演者全員が舞台へ。 そして、帰り際、控室で記念写真を撮ろうとしていたら、司会の笠井信輔アナウンサーが「ぼくも入っていい?」と、突然登場。とてもきさくな方です。テレビ好きのまさしくんは、「とくダネ!」から始まって、立て続けにテレビ番組の名前を挙げ、笠井アナウンサーも「ぼくそれ知らなかったなー」
舞台でパフォーマンスし終わった高揚感と、テレビに出ている有名人の方といっしょに写真を撮れるというので、みんなテンション高い!
笠井アナウンサーからも「チャレンジングな試み」と紹介されたショートコントでしたが、まだまだ進化途中。もっと面白くしたいですね。 ともかく、お疲れ様でした!
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